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CEOスティーブンが起業に至るまでの経緯と想い〜【後編】起業編〜

CEOスティーブンが起業に至るまでの経緯と想い〜【後編】起業編〜

September 27, 2021

こんにちは!LLL ASIA 代表のスティーブンです。気づけばベトナムに来てはや5年に、LLL ASIA を創業してから2年になろうとしています。この記事では、「なぜ LLL ASIA を起業するに至ったか」私のバックグラウンドと起業に至る想いを書いてみたいと思います。

本記事は後半の「起業編」です!

前半の「バックグラウンド編」はこちらから確認できます。大学時代でいろんなスタートアップでインターンした経験や東南アジアバックパッカーをした経験から影響され、将来的に東南アジアでビジネスしたい思いが芽生えました。ベトナムに移住してから挫折を経験するも東南アジアでの起業への想いを再確認し、急成長する SHIFT ASIA で修行した話を書きました。

本記事の「起業編」では、どのようにして起業するに至ったかの経緯と想いをお話します。

LLL inc. 井川との出会いと、LLL ASIA の始まり

井川(真ん中)とユンさん(右)

まだ日本にいた2016年、LLL inc. 代表の井川と出会いました。共通の友人のシェアハウスでBBQイベントがあって、お酒を片手にバックパックの話や今こんなことやってるんだよね、とお互いの事を話し合ったり、将来こういうことしたいよね、と話をして盛り上がりました。その時、彼から「アジア全体でビジネスをしたい」と話があり私も興味があるので、「いつかなんか一緒にやれたらいいね」みたいな感じで話が終わりました。

それから2年後、井川から LLL.inc を立ち上げたと連絡があり、やはり早め早めにアジアに仕掛けたいっていう話が都度都度私に相談がきていました。本当に友達の一人としてアドバイスをしていました。そのとき丁度私は、SHIFT ASIAで1年1ヵ月のプロジェクトが無事終わったタイミングで、独立を意識し始めていた頃でもありました。

30歳までに事業を自分の手でゼロの状態から作るというのをやってみたいとずっと思っていました。そこから逆に私が井川に相談したんです。やっぱり彼の方が先に独立していたので、「独立って最初何すればいいの?」と。

井川に回数を重ね相談をするうちにどこかのタイミングで彼が「本気で我々は海外展開をやりたいんだけどやるんだけど、一緒にやらない?」と連絡が来て、話し合いをしているうち LLL ASIA を立ち上げるようになりました。

パートタイムで入ってくれるエンジニアさんが何人か手伝ってくれたり、小さく小さくビジネスを始めていきました。徐々に僕の繋がりの中で色んな方からお仕事を頂くようになっていきました。

  • LLL inc. 代表の井川から出資を受けて起業した。

2019年、LLL ASIA 設立

初期メンバーのミンさん(左)とユンさん(右)

LLL  ASIA では、Web制作、ソフトウェア開発、デジタルマーケティングの支援を行っています。

開発領域では、WebアプリケーションやWebメディアの制作開発、サービスサイトやコーポレートサイトの制作、自動化ツールの開発などドメイン問わずやっています。

マーケティング領域では、IT企業のSEO強化、飲食店のデジタルマーケティング、ベトナムに進出するの事業開発支援などをやってきています。

LLL inc. は、デジタルマーケティングに特化し、主にコンテンツマーケテイングやSEO、記事制作が得意な会社です。

LLL ASIA は、テクノロジーの人材に焦点を当ててチームを作っております。しかしながら、ただの開発屋ではなく、マーケティングにも深く精通しお客様の利益最大化するために開発をすることを心かけています。

LLL ASIA は「より良い世界のためにプロダクトを創る」ということミッションにおいており、上流からお客さんと共にアイデアの具体化をさせていただき、要件定義、デザイン、開発、リリース、そしてリリース後のグロースハックをさせていただいております。会社設立してから2年間で約40社ほどご支援させていただきました。

  • ミッション「より良い世界のためにプロダクトを創る」ソフトウェア開発やマーケティング支援を軸に、2年で40社ほど支援

オフショアの実態、我々が目指すところ

日本でIT人材が不足していることは今に始まったことではなく業界人なら誰でも知っています。それゆえにIT人材の給与や報酬が高騰し、ソフトウェア開発にかかる予算が非常に高くなってきています。人材不足と報酬高騰が理由にオフショア開発として中国、インド、ベトナムが注目されており、たくさんのオフショア開発企業が生まれました。

しかし、実態を見ると悲しいことに非常に悪い連鎖が生まれています。日本の開発ベンダーは頭数を埋めるために物価が安い国のエンジニアを使っていたのです。結果的に十分にトレーニングされていない人材がプロダクト開発に関わり、プロダクトの品質はいいと言えないものが次々と創られていったのです。

これはなんとかしなければオフショア開発=安かろう悪かろうの商品でしか見られなくなるのです。そんな環境の中でエンジニアが成長できるはずもありません

我々が目指すものは日本と同等なクォリティ水準でプロダクト開発をすることです。ガチガチに決められた仕様書を元にニュアンスを読み解けないITコミュニケーターが翻訳し、エンジニアは何も考えずにそれに従って作る時代を終わりにしたいです。エンジニアが本来目指すべき姿は主体的にビジネスを理解して目的ありきでプロダクト開発することで仕様書通りにプログラミングすることではないはずです。

日本と同じクォリティのプロダクトを創るには十分にスキルをもった視座が高いPMやコンサルタントを置くことが必要ですし、主体性があるエンジニアをトレーニングしていくこと、そして主体性を持ってもらうための環境作りが大事です。それを実現するためにかかる予算はしっかり確保することは両者にとって大事です。それでも物価差を活かせば、日本で開発するよりはリーズナブルになるはずです。

弊社は顧客と二人三脚でお客様のビジネスの利益最大化するためのパートナーを目指しています。たくさんのお客様からヒアリングを続けてきたことで、どこにどんな課題が潜んでいたのかそして我々が取り組むべき課題はどれか少しずつ分かってきています。今後、お客様から受託するという形だけではなく、自社でプロダクトを企画開発しお客様へ提供していく予定です。

  • 日本クォリティのプロダクト開発を目指し、今後は自社でプロダクトの企画開発をする予定。

まとめ

友人の LLL inc. 代表の井川から出資を受け、2019年に LLL ASIA を設立しました。Web制作、ソフトウェア開発、デジタルマーケティング支援を行っています。会社設立から2年間で約40社ほどご支援させていただきました。

弊社は「より良い世界のためにプロダクトを創る」というミッションを掲げています。顧客と二人三脚でお客様のビジネスの利益最大化するためのパートナーを目指します。今後、お客様から受託するという形だけではなく、自社でプロダクトを企画開発しお客様へ提供していく予定です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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